『個性心理學®についての基礎知識』アイビューティーサロンで役立つ”個性心理學®”を活かしたビジネスコミュニケーション‐1

 

【連載】アイビューティーサロンで役立つ個性心理學®を活かしたビジネスコミュニケーション‐1

 

 

皆さまはじめまして、個性心理學認定講師の尾形瞳と申します。

個性心理學が生年月日で診断することから、私もかつては、ただの動物に例えた占いだと思っていました。しかし実際の個性心理學は、「知っていると更にコミュニケーションの上達にも役立つ便利な統計学」が個性心理學だといえます。

第一回となる今回は、個性心理學の基本となる部分と、ビジネスで使うメリットをお伝えしたいと思います。

個性心理學をサロン経営や接客、社員教育などにお役立ていただくと幸いです。

 

個性心理學®についての基礎知識

 

「なぜあんな事を言うのだろう?」
「どうして価値観が合わないんだろう?」
「何度話しても伝わらないのはなんで?」

このような自分と相手の個性の違いによる”なぜ”、”どうして”が出てくることはありませんか?
この原因は、相手が自分と同じ考え方であると期待していたり、心のどこかでそうしてくれるはずと思ってしまうことから起こります。

 

個性を知ることで、”人”の傾向が分かるようになったら・・・?

書店に行けば「会話術」「伝え方」「アウトプット」「聞く力」「雑談力」などのコミュニケーションに関連する本がたくさん並んでいるのをみますし、私自身もいくつか読んできました。コミュニケーションのセミナーや研修もたくさんありますが、これらと個性心理學は何が違うのでしょうか。

 

誰でも持っている、自分自身の一定の思考パターンや行動パターンや価値観。

「理解して納得して物事を進めたい」
「ブランドよりも実用的なものが好き」
「直感で物事を選んでしまう」など

「相手の個性を知る」というコミュニケーション方法で、目の前の相手の事がわかるようになったら面白いと思いませんか?

 

このコラムでは、人間関係における”なぜ?、どうして?”が、”なるほど!”に変わる「使える知識」をテーマに連載していきます。

相手の個性を知ることで、今まで分からなかった問題点の理由が分かったり、相手の思考や行動のなんで?が分かるようになったり、今以上にコミュニケーションが取りやすくなります。コミュニケーションが円滑になり、目の前の人が何を求めているのかを汲み取る力、それに答える提案力が上がり、皆様のビジネスの飛躍のお手伝いができればと思っております。

 

アイリストさんとして接客をする際のお客様とのコミュニケーション、サロン経営をする上でのスタッフとのコミュニケーションにも大いに活かしていただけると思います。

 

 

個性心理學(動物キャラナビ)とは?

 

個性心理學(動物キャラナビ)は、個性心理學研究所® 所長 弦本將裕が、世界最大の統計学である四柱推命、人間関係の秘宝といわれる宿曜経をベースに、人間の個性を12種類の動物にあてはめ、さらに60分類に細分化し、イメージ心理学として体系化させた学問です。

現在「実学」として世界14ヶ国で活用されていて、それぞれが持つ個性のパターンはなんと1,036,800通りで、男女別では2,073,600通りにもなります。

 

 

 

ビジネスで使うメリットとは?

 

仕事を共にする仲間やスタッフ、サービスや物を買って下さるお客様、ビジネスは全て人との関わり合いで成り立ちます。なので、自分が関わる人達の個性を知ることは、ビジネスを成功させる上で、さらに自分自身の魅せ方やパフォーマンスアップのために大切な事です。

個性を知る事で育成や教育、採用、人事、営業、プレゼンなど、あらゆるビジネスシーンで活用することができます。また、相手のコミュニケーションの傾向や、相手の傾向に対応した表現の方法を知るだけでもぐんと働きやすくなります。

アイビューティーサロンでも個性心理學を経営や接客に役立ててみてください。

 

 

個性心理學における3分類について

 

 

個性心理學は人間図鑑とも言われています。植物だったら植物図鑑。動物だったら動物図鑑。人間を分類する方法として、男女、年齢、血液型、星座など色々ありますが、このように分類して整理する事を通して個性の傾向を分かりやすく捉えられるようになっています。

個性心理學の基本的な考え方の1つに、「アキラメル」という言葉があります。
断念するというようなネガティブな諦めではなく、長所も短所も価値観の違いもすべて”明らかに認めて受け入れる”という言葉になります。
自分の持つ「個性」と相手の持つ「個性」の違いをアキラメル。これが、”なぜ?””どうして?”が”なるほど!”に変わる瞬間です。アキラメルことで余計なストレスから解放されやすくなります。

個性心理學では、価値観、思考回路、行動パターンなどから大きく3つのタイプに分けることができます。

 

月(MOON)グループ 

こじか・黒ひょう・たぬき・ひつじ
何事も人間関係が大切な「良い人チーム」:全人類の約35%
(月グループは、さらに「新月」こじか・たぬき、「満月」黒ひょう・ひつじに分かれます。)
組織やグループの和を大切にしており、けんかやもめ事、争いや競争を苦手とする人達です。関わる人から大きな影響を受けていて、三日月や満月のように形を変えるため、相手や状況に合わせて対応を変えていくことが得意な方々です。

 

地球(EARTH)グループ

狼・猿・虎・子守熊(こあら)
地に足のついた「しっかり者チーム」:全人類の約40%
何事も現実的に物事をみる傾向があるため、無駄を嫌います。お金の無駄、話の無駄、時間の無駄。また計画的に物事を進めたいのでペースを乱されるとストレスを感じます。本音思考で自分の考えを言葉にでき、物事をグレーではなく白黒はっきりさせたい方々です。

 

太陽(SUN)グループ

チータ・ライオン・ゾウ・ペガサス
常に輝いていたい「天才チーム」:全人類の約25%
月も地球も太陽がなければ輝けないので、組織の中ではムードメーカーになりやすいが、雨や曇りの天気があるように乗っている時とそうでない時の差が激しい。直感やひらめきで物事を考える傾向がある方々です。

 

次回以降ではこの3分類に基づいて、詳しく検証をしていきますのでお楽しみに。

 

 

まずは自分のキャラクターを調べてみよう

 

まずは自分のタイプを知り、自分以外のタイプを知ってみませんか?
何か問題や解決したいことがあったら3分類で解決できることもとても多くあります。

下記公式サイトから自分のタイプ(キャラクター)を調べてみましょう。
ページをスクロールいただくと検索システムがありますので、生年月日を入力してください。

https://www.noa-group.co.jp

 

 

尾形 瞳   
個性心理學認定講師、認定カウンセラー、看護師、保健師
個性心理學では「尽くす猿」の個性を持つ

宮城大学看護学部看護学科卒業。大学では心理学のゼミに入り行動心理学や性格心理学について研究。大学卒業後は総合病院や施設、都内クリニックに勤務。現在は看護師をしながら、表参道メンタルヘルス研究所、東京都体操協会パルクール委員会などでも活動している。個性心理學認定講師、認定カウンセラーとしては、個人鑑定のほか、講座・セミナーの開催もしている。

 

講座、セミナー:要相談
個人鑑定:11,000円(税込)
個性心理學個性診断レポート 各種1,100円(税込)~

 

【お問合せはこちら】

https://www.eyeb-journal.com/contact/
※内容に「個性心理學について」と記載してください。