眉山の位置は黒目の外側のフレームと、目じりの間になるように意識しましょう!
眉はどのような形にするか考えるときに、まず初めに眉山の位置を考えましょう。ゆるいアーチを描いていきたい場合は、眉山の位置は黒目の外側のフレームと、目じりの間の真上に眉山がくるように意識しましょう。
<ポイント②:眉尻の描き方>
眉尻を描くときは、少し外側に膨らませるように、なだらかにカーブさせて描きましょう
眉尻の角度は、目じりのフレームと眉山から眉尻の間が平行になるように意識すると、バランスよく綺麗なアーチができます。なだらかな曲線になるようにアーチを意識しながら描いてみましょう。眉尻を下げると顔の印象が平面的でなくなり、視覚効果で顔が立体的で小顔にみえます。さらに横顔の目と眉のバランスが綺麗になります。
<ポイント③:眉尻の位置と眉頭>
眉尻の位置は、下眉頭と同じ高さか、やや上にしましょう
眉尻の長さが短いと、角度は下がっていても、直線的な眉毛に見えてしまうので注意しましょう。
また、眉全体に色をつける前に、眉毛が足りない部分はアイブロウペンシルで書き足して微調整します。書き足す部分の周辺の毛流れに合わせて描くと自然に仕上ります。最後にパウダーで全体に色をつけます。
<ポイント④:眉頭をぼかす>
最後に眉頭をスクリューブラシでぼかしましょう
眉頭をぼかすことで自然な印象に仕上がります。眉頭をぼかすときには、眉間に向かってブラシを床と平行に2,3回擦り、上にも2,3回擦ると上手にできます。
★ 立体感の作り方ポイント ★
眉の毛流れは仕上がりを左右!トレンドの立体感はアイブロウマスカラでつくりましょう。
アイブロウマスカラは、眉毛の色を染めるだけではなく、眉毛を一本一本際立たせてくれます。眉マスカラを使用する前に、手の甲に先端を当てることで不要な液体をとります。眉頭の寝ている毛を上に持ち上げるように眉マスカラをつけ、その他の部分は毛流れに沿って軽くブラシをかけます。眉全体に眉マスカラをしっかりつけずに強弱をつけることでのっぺりせずに立体感が出ます。
アイブロウコートで眉メイクをキープ!
<アイブロウコートの使い方>
アイブロウマスカラで眉の立体感をつくったら、最後に仕上げた眉をキープさせるため、アイブロウコートを使用します。落ちやすい箇所に部分的に塗るのがおすすめです。
アイブロウコートは細筆タイプを使用することで、眉毛一本一本に塗ることができ、立体感を崩すことなくコーティングします。
※マスカラが乾いてから塗りましょう。
アイブロウマスカラの色選び
髪色:明るいブラウン → アイブロウマスカラ:ライトブラウン、ブラウン
髪色:自然なブラウン、暗めのブラウン→ アイブロウマスカラ:ブラウン、アッシュブラウン
髪色:黒髪→ アイブロウマスカラ:アッシュグレー
玉村 麻衣子(たまむら まいこ)さん
大学卒業後、国内大手化粧品会社に入社。メイク・エステ講師を経て、現在は眉のスペシャリスト“美眉アドバイザー”として活動中。
アイブロウの技術者資格を保有し、人の筋肉や骨格に基づくアイブロウデザインの提案や施術、なりたい理想イメージに近づくためのアイブロウメイクのポイントを、セミナーや雑誌の監修、執筆活動などを通じて紹介。アートメイクスクールにてアイブロウデザインコースを開講。